マスコミの情報操作
以前に、「私たちは身の回りの色々なものに騙されている」
という事を記述しましたが、マスコミは特に危険な存在です。
報道の自由という、表現の自由を保障され、第4の権力とも言われています。
それゆえこれは濫用してはならないものですが、
現状では事実を歪曲したり、見る人に偏向操作を加えたりと、
かなり危険な状態に放置されています。
現時点で多くの人は、色々なニュースや情報を、
テレビや新聞といった、以前から存在するメディアから、
得ていると思いますし、その情報は正しいと信じています。
もしこの情報が、歪曲されたり偏向されたりしていたら、
知らない人たちは、この誤った情報を基に、議論をしたり、
行動したりしてしまいます。
もちろんその人たちは、「正しい情報に従って行動している」
と思っているのです。
情報量が乏しく情報操作されやすいので、情報弱者とします。
情報弱者は誤った情報をどんどん拡散して、
メディアの思う壺になっていることすら分かりません。
これに対しネットなど比較的新しいメディアを使える人は、
色々な所から情報を得て、比較検討し正しい情報に行き着きます。
ここで正しい情報を得た人と、情報弱者の間では180度
見解が異なることもありえます。
どちらが正しい情報なのかを両者で議論しても、
情報弱者は正しく情報を仕入れる方法が分からないし、
自分のほうが正しいと信じてやみません。
日本にはまだかなりの情報弱者がいると思われるので、
世論として、そちらに流されてしまう場合も出てきてしまうでしょう。
こうなったら大変です、誤った情報で物事が進んでしまうという、
とんでもない事態になってしまいます。
国や国民に多大な損害を与えるような事だってありえます。
このような事態にならないようにするためには、
最低でもこの二つは必要でしょう。②の法律に関しては、政治家にお願いするにしても、
我々のようなIT業者は①の充実を図り、正しい情報に行き着けるような
人々に育てていかなければ成りません。
世の中どうなっているんですかね。